2014/03/09

図書館の使い方

本が好きだ。でも読めない。
以前知り合いから聞いた話で、「図書館には行くけれども借りない。持ち帰ってもどうせ読めないから。だから図書館に行ってその場で読む」という話を聞いて、目が開かれた。

読めない理由を考えると、目移りするからだ。あれもこれも読みたい。
本屋に行けば、そこでまた読みたいものが出てくる。ネット開けば、いろんなページをザッピングして「あとで読む」サービスに送ってる。電車の移動中には、そんなWebクリップを読んだり、文庫開いたり。

おそらく、読んではいるのだ。シンプルに文字を読むという意味では、いちばん読書欲が旺盛だった学生の頃と変わらない、たぶん。でも集中力が散漫で、1冊まとまった形で読破することができない。だから満足感も達成感もない。

集中できる読書環境をつくること。
図書館に行って本読む。そして借りずに帰ってくるのは、素晴らしいアイデアだ。図書館に滞在してやることといえば、読むことしかない。本を持ち替えれば、他にやることがいくらでも出てきてしまう。

と言いながら、今日も図書館に借りてきた本がある。負けたのだ。
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